人生に寄り添う、
安心のパートナー医療
はじめまして。
このたびご縁をいただき、「西小山とうや内科・糖尿病循環器クリニック」を西小山の地に開院する運びとなりました、院長の東谷 紀和子(とうや きわこ)と申します。
これまで、東京女子医科大学病院をはじめとする複数の医療機関において、糖尿病診療を中心とした内科診療に携わってまいりました。
糖尿病は初期症状が乏しく、忙しい生活の中では対応が後回しになってしまうこともあります。しかし、合併症が進行すると生活の質に大きな影響を及ぼすことを、これまでの診療経験から強く実感しております。
そのため、早期から継続的に治療を続けることの大切さを患者様と共有し、実践していくことを何より大切にしています。
一時的・断片的な診療にとどまらず、生涯を通じて寄り添える「安心できる場」をつくりたい――その思いが、私が開業を志したまさに原点です。
糖尿病治療はこの15年で大きく進歩し、私が医学生だった時には想像しなかったような多くの選択肢をもてる時代となりました。長い人生のなかでは、血糖管理以上に優先すべき大切なライフイベントに直面することもあります。
そのような場面でも、患者さんの価値観や生活背景を尊重しながら、医療者としてエビデンスに基づいた治療を提案し、ともに最善の選択をしていく――アメリカで学んだ「共同意思決定(Shared Decision Making)」の理念を、この地でも実践していきたいと考えています。
また、糖尿病と密接に関わる心臓や血管の病気にも対応できるよう、循環器専門外来を設けました。心血管疾患の早期発見、治療については、地域の基幹病院とも連携しながら取り組んでまいります。
日々のちょっとした体調の変化や不安も、気軽にご相談いただける「かかりつけ医」として、地域の皆さまに信頼されるクリニックを目指し、スタッフ一同努めてまいります。
末永く、どうぞよろしくお願い申し上げます。